物凄い剣幕で私は怒られていました。

 

いくら謝っても相手は許してくれません。

 

「いい加減にしろ」

 

と逆切れしようとすると・・

 

 

目が醒めました。

 

伴侶が執拗に私を起こしていたのです。

 

瞼を開けるだけで激痛を我慢しなければなりません。

 

仕事や学校の為に起きなければいけないのであれば、間違いなく仮病発症率100%です。

 

朦朧とした状態のままで、部屋のジャグジーに入ります。

 

泡にまみれて再び寝入りそうになったところにハブラシと髭剃りが投げ込まれました。

 

賭け足観光の一日のスタートです。

 

着替えるとフロント横のハーツレンタカーのフロントへ行き予約してあったレンタカーの手続きを済ませます。

 

「ナビ付いてるよね?」

 

オンラインでの予約時にナビにチェックを入れておいたので、その確認です。

 

レンタカーフロント「自慢じゃないけど、ナビ付きなんて1台もないよ。」

 

 

 

いい加減です。

 

 

 

アメリカで1度ナビを使ったことがあるのですが、日本のナビとは雲泥の差です。

 

一方通行を逆走しろと指示するし、右折禁止なんてお構いなしです。

 

日本のナビは世界最高だと思われます。(日本とアメリカでした使ったことないですけど・・)

 

しかし、衛星の保有数がアメリカの方が断然に多いせいか、現在地だけはかなり正確でした。

 

リノ近辺に土地勘は殆どありません。

 

仕方ないのでパンフレットの裏に書かれた地図だけ貰って一旦部屋に戻ります。

 

グーグルマップで調べたカジノの場所を地図に○印を付けておき出発です。

 

フロントに電話してレンタカー番号を言い、車を玄関前に回してもらいました。

 

バージニアストリートを南下してマクドナルドのドライブスルーで朝食とります。

 

395線に乗って目指すはレイクタホです。

 

回りの風景には何となく見覚えがあります。

 

どことなくスキーに行く時の長野県に似ているのです。

 

 

395号線の終点で降りて右折すると峠です。

 

一応4駆の車を借りてあったのですが、幸いにして雪はありませんでした。

 

ワインディングロードが続きます。

 

そして峠の頂上付近で・・

 

伴侶「止めて、止めて」

 

道端の広くなっている場所に止めると・・

 

私「何何?」

 

伴侶「スキー場があるよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来たね。

 

 

悪い予感です。

 

私「言っとくけど、スキーは無理だよ。」

 

伴侶「なんで?」

 

私「時間的に無理。」

 

伴侶「1時間だけ。」

 

私「無理無理。」

 

伴侶「日本に帰って友達と旅行について話しをするのを想像して。」

 

 

 

伴侶の友達「リノで何したの?」

 

伴侶「リノのシングルデッキでレベル3のカウンティングを始めてやったの、デプスチャージって方法なんだけどね。」

 

伴侶の友達「へーい、レベル3にチャレンジしたんだ。凄―い。いいなー。」

 

 

 

 

伴侶「ってな会話が成立すると思う?」

 

私「だけど友達にお土産話しをするために旅行してる訳じゃないし。」

 

伴侶「わんなわーぷりーず。」

 

 

仕方無しにスキー場の駐車場に車を止めました。

 

アメリカはスキーに行くのに手ぶらで行く人が沢山います。

 

レンタルウエアにレンタルフルセットです。

 

レンタル用品が充実していますから気まぐれでスキー場に行っても、全然OKです。

 

以前ラスベガスから一番近いスキー場であるマウントチャーチルで滑ったことがありますが、その時もリムジンで来ている人がいた位です。

 

実は私は学生時代に岩岳のに出たことがあります。

 

成績は惨憺でしたが、それなりには滑れるつもりです。

 

ただそれ以後は全く滑っておらず、良く考えてみると日本では皆無でネバダ州でしか滑っていません。

 

Diamond Peak Ski Resort

 

頂上に登るとレイクタホが一望できます。

 

 

天気も良く、しかも日本の本州エリアでは有り得ないくらいのパウダースノーです。

 

やってみるとそれなりに楽しいものです。

 

伴侶「ね、楽しいでしょ?」

 

私「まあね。」

 

1時間のつもりが2時間以上滑ってしまいました。

 

峠道が下りに変わり突き当たりがレイクタホです。

 

右折します。

 

道は山中湖の周回道路と似ています。

 

小さなドライブインが点在しています。

 

ただ山中湖と違う点はその小さなドライブインが「○○カジノ」と書いてあることです。

 

(ピンボケ失礼)

 

(ピンボケ失礼)

 

湖畔に点在する10軒の大小のカジノにシングルデッキBJが存在します。

 

ハウスエッジは一律の0.5%です。

 

ハウスエッジの内訳としてはH17でBJ2:3のダブルダウンは2カードの10以上でスプリット後も可です。

 

まずまずのルールと言えます。

 

1軒につき30分プレーして全軒制覇を狙います。

 

カウンティングシステムはHi-Lowを使い勝負します。

 

ベットスプレッドは過激に$100−$500です。

 

ノーカモフラージュです。

 

30分では相手に確証は得られないはずです。

 

勿論ヒートの兆候が現われたら30分待たずに逃げ出します。

 

Crystal Bay Club -$2000

 

幸先が悪いです。

 

しかし粘らずに移動します。

 

Hyatt Regency -$1800

 

構わず移動です。

 

Tahoe Biltmore -$2300

 

もう完全に精神的にはファイヤーモードです。

 

こんな時はシェークスピアの名言を思い出します。

 

「どんな傷でも治るときは徐々に治ったのではありませんか?」

 

生きていれば怪我することもあるように、賭けていれば負けることもあります。

 

問題は怪我をした場合の対処方法です。

 

適正な治療を続けていれば、傷は徐々に治ってくるはずです。

 

この場合の適正な治療とは期待値を意識して賭け続けることだと信じています。

湖を半周して南側に回ります。

 

Caesars Tahoe +$500

 

ヨッシャのタホ初プラスです。

 

Harrah’s +$3200

 

快勝です。

 

Harvey’s $2200

 

それにしても、カジノで勝つと言うのはなんて楽しいのでしょうか?

 

同じお金でも働いて得たお金とは輝きが違います。

 

Horizon -$300

 

気を引き締めなおします。

 

Lakeside Inn +1300

 

まだまだいきます。

 

Lake Tahoe Bill’s +$800

 

この時点で時間は16時やはりスキーのせいで大分遅れています。

 

タホ攻略はここまでとします。

 

レイクタホの感想としては、スキーも、ボート遊びも、釣り(何が釣れるかは知りません。)もでき風光明媚ですので、のんびりリゾートには最適と思われます。

 

こんな場所に数多くのカジノが存在するのですから別荘を持ちたい場所No.1です。

 

次はリノに戻りsparksエリアのカジノを絨毯爆撃BETです。

 

 

再び峠道を4輪ドリフトで駆け抜け、sparksを目指します。

 

Sparksはダウンタウンの東側に位置しており、0.2%以下のハウスエッジを有するシングルデッキBJが5軒あります。

 

世界的に見ても稀な低ハウスエッジBJ密集エリアです。

 

リノに行ってsparksに行かないわけには行きません。

 

Western Village

Rail City

John Ascuaga’s Nugget

Baldini’s

 

と行き最後にAlamo casinoに行ったのですが、何とマックスが$100だったのでパスしました。

 

Sparksでの成績をメモしていなかったのですが、結果としては大満足です。

 

さて、賭け足観光はまだ続きます。

 

ダウンタウン侵攻です。

 

ダウンタウンのBJは殆どのカジノがレイクタホと同じルールです。

 

リノエリアにおいては大して美味しくもありません。

 

ただ、ここはラスベガスのダウンタウンと同じように歩いてつるべ打ちが可能です。

 

前回来た時も工事中だったのですが、今回も町のいたることろで工事中でした。

 

3軒ほど回ったところで、フロアチラチラのヒートの危険を感じました。

 

「ヒートかな?」と思った時の鉄則はクラップスです。

 

違うゲームに移ることにより、ヒートが解消される場合が多いです。

 

しかし、今の私の場合は次がありますからエスケープします。

 

エルドラドと言うカジノに現役のディーラーが考えた"Die Rich"と言う新しいゲームがあるとの情報を得ていました。

 

何でもイメージとしてはミニクラップスらしいのです。

 

これはひょっとするとダイスコントロールが最高に美味しい状態ではないかとの甘い期待を持っていたのです。

 

「スゴロクのようにダイスを振る」(私の想像)

 

もし、そうであれば見逃せません。

 

が・・

 

 

ありませんでした。

 

人気が出なかったのか、美味し過ぎたのかは分かりませんが、既に撤去されたようです。

 

本日21軒目のFitzgeraldsでのプレーを終えると流石に疲れを感じました。

 

伴侶「お腹空いた。」

 

朝からハンバーガーしか食べていません。

 

明日はまた移動です。

 

これ位にしてホテルに帰り、食事をしてペッパーミルで勝負を行うこととしました。

 

ホテルに戻ると駐車場が満車状態。

 

金曜の夜なので、カリフォルニアから週末のカジノを楽しみに多勢きているようです。

 

私は宿泊者なのでバレットパーキングを使います。(宿泊客無料)

 

ステーキハウスで食事をしようと思ったら結構混んでいました。

 

ホストにラインパスを貰いに行くのも面倒なので、やめてバフェにします。

 

驚くべきことにココのバフェは美味しかったです。

 

「バフェに旨い物無し」と思っていたですが、ベラージオやリオよりも断然美味しかったです。

 

ただ「バフェにしては」との前置き付きではありますが・・。

 

そして再びシングルデッキです。

 

それにしても我ながらよくあきないものだと感心します。

 

週末なので$50〜のテーブルにも2人の客がいました。

 

長生きの秘訣はおしゃべりすること的な銀髪のおばあさんと中国人男性です。

 

私は定位置のサードベースに着席します。

 

するとちょっと険悪ムードです。

 

ディーラーとおばあさんは絶え間なく会話をしているのですが、中国人男性の番になるとディーラーの顔が曇り嫌悪感を露骨に表します。

 

その理由はすぐにわかりました。

 

この中国人男性は稀にみるバットマナープレーヤーだったのです。

 

バストするとテーブルを叩き大声を出し、おばあさんのプレーにも口出しします。

 

バットマナープレーによる攻略法も以前は確かにありました。

 

ディーラーのフェイスがATカードだった場合にホールカードを目視によりチェックする時代の話しです。

 

チェックした後のディーラーの態度でホールカードの情報を読み取る方法が存在したのです。

 

このような方法をTELL PLAYと言います。

 

この場合に必要なのはまずはディーラーの性格分析です。

 

テルプレーの場合一般的にディーラーに好かれた方が良いと思っている方が多いのですが、それは誤りです。

 

嫌いな客に対しての方が情報を流してしまうディーラーが沢山います。

 

要はこのディーラーに好かれた方が得なのか、嫌われた方が得なのかを判断することが重要です。

 

そして、このディーラーは怒らせると客を負かしてやろうとの態度が出ると判断すれば、バットマナープレーとなるのです。

 

しかし、現在ではピークによりホールカードをチェックしているカジノは少ないです。

 

勿論ペッパーミルもミラーを採用しています。

 

ミラーでチェックできるのはカードの隅のマークだけですから、ディーラーはホールカードを知ることは出来ません。

 

てなわけでこの中国人男性はただ単にマナーが悪いだけだと思われます。

 

その中国人男性がちょっと負けが続き、悪態の限りをついた上でファイアー気味の$500BETです。

 

ディーラーのフェイスはTで、中国人男性はスタンド、私のハンドは16。

 

プラスカウントなので、迷って弱気な素振りを見せてのスタンドです。

 

ディーラーのホールは2で次のカードがTでバストしました。

 

中国人男性は激しく喜んでいました。

 

そしてこともあろうか私に「ナイススタンド」とか言いながら握手を求めてきたのです。

 

「やめてくれ、握手したら仲間と思われてしまう。」

 

見てくれは似た中国人と日本人ですから、握手して一緒に喜んでいたらバットマナーの一味だと思われるのが非常に嫌でした。

 

とは言え握手を求めてきている相手の手を無視する度胸もありません。

 

結局握手してしまいました。

 

中国人男性がテーブるを去ると今度は酔っ払いハイローラーがやってきました。

 

「お父さん、ご機嫌だね。」

 

と声を掛けたくなる程に酩酊しているのが一目で分かります。

 

以前、ラスベガスで泥酔した人がビックベットを繰り返して大負けしてしまったのですが、翌日になり「あれは酔っ払ってやってしまったので、無しにしてよ。」と裁判をおこしました。

 

結果はその人の要求が全面的に認められてカジノに金を返すように裁判所が命令をだしたのです。

 

カジノ側の従業員もプレーヤーが泥酔状態であることが分かっていながら、プレーをさせていたからが理由だそうです。

 

ちょっと本題から外れますが、ランドベースカジノではしょっちゅう裁判をやっています。

 

が、

 

オンラインカジノにおいてはこれだけトラブルが発生していると言うのに裁判沙汰になったとはあまり聞きません。

 

カジノがあるのがオフショア諸国に多く、またプレーヤーが海外にあるカジノ相手に訴訟を起こす場合に、かなり面倒な手続きが必要になると考えられ、相手国の法律がどうなっているのかさえ調べるのが大変です。

 

元々海外との民事裁判は難航を極めるのが通常です。

 

カジノのサポートとの交渉は当たり前ですが、サポートと言ってもカジノの一味に違いないので公平なる回答が得られるかどうか微妙です。

 

そこで登場して来るのがアフィリエイトサイトの管理人さんです。

 

しかし、本来アフィリエイトにそこまでを要求するのは筋違いだと私は思っています。

 

ポータルサイトはカジノにとっては宣伝媒体であると思われます。

 

電車の中吊り広告を見て購入した商品に不具合があり、メーカーに苦情を言っても拉致があがらないからと言って、JRに文句を言う人はいないのと同じで、クリック責任はプレーヤー責任だと思われるからです。

 

ただ保険で言うとアフィリエイトは代理店とも言えます。

 

私のお願いしている保険の代理店さんは大変良く、何かトラブルがあっても全部その担当者に言えば解決してくれます。

 

代理店さんの名前は分かっていても保険会社の名前はわからないほどです。

 

そうでないと事故の場合はこのフリーダイヤルに電話してくれだとか、故障の場合はココだとか大変です。

 

本来の代理店業務から逸脱したところまでのサービスをすることにより、顧客の信頼勝ち取れるのだと思っております。

 

その能力が他のサイトとの差別化につながると思います。

 

トラブルの場合の解決策がない現状が続くのであれば、カジノは代理店(アフィリエイトサイト)で選ぶ時代が必ず来ると考えています。

 

 

で、

 

酔っ払いすぎている人には賭けさせていけないのです。

 

裁判沙汰の可能性ありのご機嫌ぶりです。

 

元々MAX$1000と低めのレートなのですが、$1000置きっ放しです。

 

しかも、自分の番に来た時には寝てしまっているので、起こさなければヒットかスタンドかの意思表示ができません。

 

色々なプレーヤーがいます。

 

でも・・

 

悪くは無いです。

 

寝てしまっているプレーヤーは時間当たりのゲーム数が減ってしまうので、ちょっと問題ですが注目を浴びるプレーヤーいると言うのは好ましい状況です。

 

おとなしく、話しかけられた時以外は寡黙にシュー単位でフラットベットをし続けている私などには誰も注目しません。

 

バットマナー&泥酔客は私にとっては大歓迎です。

 

ペッパーミルはフレンドリーな対応が売りらしく、プレーヤーの名前を必ず聞いてきます。

 

そしてディーラー交代の時には「こちらはタクミさん、こちらはジャックさん、・・」と次のディーラーに紹介しています。

 

大混雑だったカジノも朝5時を越えると落ち着きを取り戻し、私の一番好きな時間帯です。

 

しかし出発まで後3時間となり、ちょっと寂しい気分にもなりました。

 

私の感想を言わせてもらうとRenoは2重丸です。

 

ギャンブラーならラスベガスとセットで訪れることをお勧めいたします。

 

 

 

伴侶からタイムアップを知らせる電話がかかってきました。

 

昨日は車中での会話の中心はどうやって次の目的地に移動するかです。

 

サンフランシスコへ行くのですが、飛行機か、車か、汽車かで激論を続けていました。

 

伴侶は汽車が良いと推奨しています。

 

ChicagoEmeryville(サンフランシスコの近所)を往復している汽車がReno駅も停車するのです。

 

伴侶「だって大陸横断鉄道は、旅行者の夢だよ。」

 

私「確かに列車の旅も良いかもしれないけど、時間(約7時間)がかかりすぎるよ。せわしない旅行を得意とする日本人観光客には向か無いね。」

 

抵抗を続ける彼女を何とか渋々納得させて飛行機での移動となりました。

 

しかし、条件付です。

 

「早くついた時間を利用してサンフランシスコ観光をすること。」

 

かなり厳しい条件です。

 

ホテルからUA6436便の予約が出来ました。

 

出発時間が10:44 AM

 

この前の失態があるので、屈辱の指先確認をさせられました。

 

空港につきレンタカーを返して、チェックインカウンターに行くと、預けるカバンの一つが重量オーバーだから追加料金を払えと言われました。

 

そこで立ち上がったのは伴侶です。

 

預けるカバンが2個あったのですが・・。

 

伴侶「両方のカバンの重量の合計でもオーバーしてるの?」

 

カウンター「いいえ、してないですね。」

 

伴侶「Hold on.

 

するとカバンをその場でガバっと開くと、詰め替えを始めたのです。

 

伴侶「あなたが最後に買ったお土産が重いじゃないの?」

 

私「ダイス6個だよ。」

 

棚上げして、しかも濡れ衣です。

 

伴侶「これでどうだ。うえいあげいんぷりーず。」

 

カウンター「クリアー」

 

伴侶「イエス。」

 

私なら体裁を気にして払っていたと思われます。

 

勝ち誇った彼女の横顔を見ているとたくましさを感じました。

 

58分でサンフランシスコに到着です。

 

大空港です。

 

無料シャトルバス乗り場に向かいます。

 

ホテルに電話をして乗るバスの確認をしている最中にそのバスが運よく現われたのは急いで乗車します。

 

乗って5分でホテル到着。

 

近いとは知っていましたが、それでもこんなに近いとは思いませんでした。

 

ホテルと書いてしまいましたが、今度の宿泊先はモーテルです。

 

今回のツアーの最後のカジノはカリフォルニアスタイルのカジノです。

 

宿泊設備がないので、一番近い場所を探したら、このモーテルでした。

 

 

Legency inn

 

HPはそこそこ立派だったのですが、実物は良くありませんでした。

 

しかし、ホテルのフロント兼管理人をしている人がインド系の人で英会話のウイッキーさんにそっくりだったのですが、その人のフレンドリーな対応には大変好感が持てました。

 

シャワーの温度調節に5分かかりますが、もう一度行っても良いかなとの気にさせます。

 

それに何と言っても、カジノまで歩いて5分は魅力です。

 

今日は寝る予定が無いので荷物預かり所と考えるなら全く問題ありません。

 

いないとは思いますが、もしココに宿泊しようとする場合の注意点です。

 

HPから予約すると何故かしらロスアンジェルス店が予約されてしまいます。

 

お気をつけください。

 

 

私「さてと、様子を見てくるかな。」

 

伴侶「市内観光するって約束でしょ?」

 

私「だから様子を見に行くだけだよ。」

 

伴侶「じゃあ、お金は置いて行ってね。」

 

私「金が無きゃ様子も見れないよ。」

 

結局ウイッキーさんにタクシーを呼んでもらい、サンフランシスコ市内に向かいました。

 

何も調べて無かったので、何処を観光して良いのかわかりませんでしたので、取りあえずサンフランシスコと言えばケーブルカーですから、そこに行ってもらうことにしました。

 

タクシーの運転手によるとケーブルカーの出発地点がサンフランシスコの中心地らしいということです。

 

 

終点はフィッシャーズマンズワーフでしたので、そこで食事としました。

 

頭が痛く成る程冷えたシャブリを持って来てと注文しました。

 

この時に額を指差しながら「キーンheadache」と言ってみたのですが、理解してもらえたようです。

 

極冷のものを飲むとアメリカ人も頭がキーンとするようです。

 

イセエビが一匹乗っているパスタを食べ終えて、タクシーに乗ります。

 

運転手に$100でゴールデンゲートブリッジ観光経由(全く反対方向)にてホテルに戻って欲しいと頼んでみたところ、異常なまでに快諾されました。

 

ちょっと払いすぎだったかもしれません。

 

ちょうど夕暮れ時で噂通りにゴールデンゲートブリッジでの夕日は綺麗でした。

 

私「綺麗だね。」

 

伴侶「昔、夕日が綺麗だねって言ったら、君と毎日夕日を見れることが幸せなんだよって言ったの覚えてる?」

 

私「・・・・」

 

夕日に照らされた私の顔はどっちが夕日なんだかわからないほど赤くなっていました。

 

モーテルに戻り最後のカジノへの出発の準備をしていると問題発生です。

 

現時点で二人合わせると言えない位の額の生$を持っています。

 

それを持って行くかホテルに置いていくべきかの選択です。

 

ラスベガスやリノのホテルであれば、部屋に金庫があるので問題ないのですが、このモーテルにはありません。

 

持って行くのも、この地区はかなり治安が悪そうなので心配です。

 

しかも部屋は一階で窓があるので石コロ一つで侵入可能です。

 

ウイッキーさんに預けようとも思ったのですが、部屋から電話すると外出中なのか留守番電話でした。

 

仕方がないので以前見た映画と同じ方法で部屋に隠すことにしました。

 

そしてダミーで$100入りの財布を無造作にテーブルの上に置きます。

 

色々と考えている内に何故か泥棒に入ってもらい、私の作戦が有効かどうか試したい気分になってきました。

 

泥棒が入るのがちょっと楽しみです。

 

泥棒がブラッドピッドのファンでないことを祈ります。

 

夜は人通りが殆どない道を通ってカジノに向かいます。

 

 

Artichoke Joe's Casino

 

 

 

 

典型的なカリフォルニアカジノです。

 

カリフォルニア州では胴元がいるカジノは原則的認められていません。

 

例外的に先住民居留区内で、先住民族が運営している場合に限りいわゆるインディアンカジノと呼ばれるカジノが存在しています。

 

インディアンカジノにはイカサマ行うとの噂があります。

 

カジノが法律的に認められている州であれば、カジノを監督する機関が存在しますのでカジノ側がイカサマを行うことは殆ど無いと言っても良いと思われますが、インディアンカジノの場合は例外的なために行政的指導があまり厳しくありません。

 

私の情報では実際にイカサマ(BJでのTカード抜き)が行われていたインディアンカジノが存在したのは事実のようです。

 

カジノが好きな方は世界のカジノを渡り歩きたいとの夢を見がちです。

 

ただ全てのカジノが公平なゲームをしているわけではないとの認識は忘れないでください。

 

私の場合はcasino.jp出身ですからカジノに入った時の匂いで分かります。(本当です。)

 

イカサマが行われているカジノは従業員(特にディーラー)には絶対に普通じゃない態度、動作、目の動き、指の動きがあるものです。

 

例えワンフィンガーの吊りだって私は見逃しません。

 

吊りとはシューゲームでのカードゲームにおいて次のカードを抜かずに持ち上げて2枚目のカードを引き抜く行為です。

 

このイカサマの場合ディーラーの左手の指の位置関係がおかしくなります。

 

通常はシューに手を伸ばした場合は薬指が中指よりも上になりますが、吊る場合には中指よりも低い位置に薬指がきます。

 

ツーフィンガーの名前の由来は薬指で1枚目のカードを持ち上げて中指で2枚目のカードを抜き取るからです。

 

しかし、ディーラーも猛者になるとこの一連の動作を中指一本で行うことが可能なのです。

 

まず99.9%見抜けません。

 

でも私は見破ります。

 

何故にそんなに自信を持っているかと言うと、勝負したことがあるのです。

 

仲の良くなったディーラー歴7年の方と飲みに行った時に吊りの話しになり「私は一度もバレたことがない」と豪語していました。

 

私「じゃあ勝負しようよ。」

 

D「次に店に来た時にオープンゲームから10番の内に1回だけ吊るので何番目のゲームか当ててみな。」

 

そして見事に当てました。

 

中指1本で吊る場合は中指の左側面で吊り上げて、中腹で引き抜くことになります。

 

その為に左手が回転(回転角5度)するのです。

 

その他にも中指のカードへの着地点がテーブルギリギリとなるのも特徴です。

 

「そんなこと言われてもわからないよ。」

 

と言われる方も多いとは思います。

 

大丈夫です。

 

対抗策があります。

 

その対抗策とは・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怪しいカジノには近づかないことです。

 

で、カリフォルニアカジノとは客同士が賭けを行い、カジノ側は場所の提供とゲームの進行だけを行うカジノなのです。

 

ハウスエッジではなく、ゲーム1回ごとに徴収する参加料がカジノの利益となります。

 

ポーカーのアンティと言った感じです。

 

Artichoke Joe's Casinoが有するゲームはポーカー、パイガオ、パイガオポーカーとカリフォルニアノーバストBJです。

 

HPには変則的バカラであるFAST NINEと言うゲームも書いてあるのですが、実際にはありませんでした。

 

店内に入ると思いの他に広くポーカーが10台、パイガオが3台、パイガオポーカー20台、BJが2台置いてあります。

 

「カリフォルニア人はネバダにタバコを吸いにやってくる。」と言われるくらい(私が考えました。)喫煙者に厳しいカリフォルニア州だけあって全卓禁煙でした。

 

客層は8割が中国人、1割が白人(殆どポーカー)、1割が国籍不明と2人の日本人です。

 

入りは80%程度で、特にパイガオポーカーは満卓です。

 

ブラックジャックは余り人気がないようで1台だけの稼動です。

 

 

さてここで、私が何故にカリフォルニアカジノに来た理由ですが、勿論物見遊山ではありません。

 

アドバンテージの匂いがしたからです。

 

カリフォルニアカジノにあるBJのルールはちょっと変わっています。

 

No-Bust Blackjackなのですが、ラスベガスのハードロックカフェにあるノーバストBJとはちょっとだけルールが異なっています。

 

 

識別するためにハードロックのものをNEVADA NO-BUST(NNB)とし,ジョーズカジノのものをCALIFORNIA NO-BUST(CNB)とします。

 

NNBは1deckにつき2枚のジョーカーを使うのに対し、CNBは1枚です。

 

プレミア配当はNNBがジョーカー+ジョーカーだけなのに対し、CNBではジョーカー+ジョーカーとジョーカー+A更にはAAも種込み3倍配当となる。

 

後のルールは共通で、A+TのBJは1to1配当であり、ノーバスト特有のプレーヤーがバストしてしまった場合でもディーラーがバストして、そのハンドよりも小さい時(21に近い)にはプッシュとなる。(同数は負け)

 

で、このちょっとした違いなのですが、物凄く違う点があります。

 

天と地ほどに違う点です。

 

それは・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

CNBはプレーヤーエッジなのです。(約0.5%

 

カジノの利益はアンティ(参加費)にてまかなわれているからこそ出来る業です。

 

先程も言いましたようにカリフォルニア州の法律により、カジノは胴元はやってはいけないことになっております。

 

ポーカーは対人ゲームの代表格ですから問題ないです。

 

パイガオとパイガオポーカーは通常のカジノでもプレーヤーがバンク(胴元)となることが可能なので、問題ないと思われます。

 

ではブラックジャックはどうやっているのでしょうか?

 

基本的にはパイガオとかと同じでプレーヤーが胴元を引き受けます。

 

しかし、プレーヤーが「賭け金的に無理だよ。」と言う場合も当然あります。

 

そういった時のために胴元請負人が存在します。

 

サードベースかファーストベースに陣取っていて、プレーには参加せずに親をやる順番が回ってきたプレーヤーに対して「どうする?俺が親やろうか?それともカムカムにする?」と聞いてくるのです。

 

この時のプレーヤーの選択としては

 

1、全額を引き受ける

2、親を放棄し胴元引受人に全てを任せて、その回はプレーに参加しない。

3、ある一定額まで引き受けて、それ以上は胴元請負人に任せる。(カムカム)

 

の三つです。

 

と、

 

ここまでの知識は日本で得ました。

 

で疑問が発生したのです。

 

「プレーヤーエッジでもアンティがあるので、カジノは良いとしても胴元請負人は何処から利益を得ているの?」

 

との疑問です。

 

で、私の立てた推測は「きっと何かルールが違うな。きっとハウスエッジは存在する。」です。

 

兎に角CNBはジョーカーとAが肝です。

 

ですから私の戦略としてはジョーカーとAをサイドカウントしてプレーヤー時を凌ぎ、親の番になった時に選択オプションを使いアドバンテージがある時だけ全額引き受ける。

 

と言うものです。

 

しかし、アドバンテージの匂いはカジノに付くと段々と薄くなり、しかも最後には消えてなくなってしまいました。

 

理由はいくつかあります。

 

まずアンティは賭け金の1%だと思っていたのが一律$1だったこと。

 

これにはまいりました。

 

賭け金が$10−$100だったのですが、仮に0.5%のプレーヤーエッジだとした場合に$100賭けた場合にはザックリ計算で期待値が99.5%だけれども、$10賭けた場合には脅威の期待値90.5%になってしまうからです。

 

要するに普通のBJのカウンティングのように賭け金の増減によるベッティングストラテジーが使えないと言うことです。

 

相乗りベットもできますから、マックスベットを二人ですれば期待値100%とも考えましたが、相乗りベットする人からもアンティを取るので駄目です。

 

更に、このゲームは本当にプレーヤーエッジだったのです。

 

胴元をすればするほど損します。

 

カウンティングを続け胴元有利となった場合にだけ、賭けを受けたにしても、胴元をやる場合にはプレーヤーもしなければならないので、その分のコストをおぎなえるとは思えません。

 

では、私の最初の疑問の胴元請負人の利益はどうなっているのでしょうか?

 

カラクリは簡単でした。

 

日本のパチンコ店と一緒の原理です。

 

脱法です。

 

表向きは「換金をしないよ」と言いながら第三者を装った場所で換金を行っているアレです。

 

要するにカジノは胴元ではないよと言いながら第三者が胴元をしている風にしておいて、裏では同じ懐でやっている。

 

BJ撤収です。

 

皆様もサンフランシスコでカジノをプレーされる場合にはポーカーをプレーされることをお勧めいたします。

 

どうしてもこのカジノを攻略するのであれば、虚弱なテーブルプロテクションを狙うしかありません。

 

アイインザスカイは無いですし、イカサマされてもカジノの金ではないので、ディーラーのチェックもかなり甘いです。

 

現にパイガオポーカーでチップの積増しをしている人を見かけました。

 

これはBJでの常套手段のチーティングで自分のハンドが良い場合にハンドを見た後にチップを増額する方法です。

 

BJの場合ですと、ヘルドハンドでも片手でカードを扱わなければいけませんが、パイガオポーカーの場合だとカードが7枚もありますから両手を使うことが可能です。

 

方法を言葉で解説するのはかなり難しいですが、まず配られたカードを見る際にチップを握りこんでおきます。

 

そしてハイハンドとローハンドに分けながらローハンドの2枚の間にチップを挟みカードを置く際に挟んだチップを既に賭けてあったチップの上に割り箸を使う要領で置くのです。

 

まあ他のプレーヤーの血気盛んなところを見ているともし見つかれば、肉体的刺激だけではすまなそうです。

 

このハウスにはバースタイルのチャイニーズレストランがあります。

 

 

私もチャーハンとラーメンを食べたのですが、比較的に日本の味に近く助かりました。

 

ドリンクは有料ですのでご注意ください。

 

あと特筆すべき点はディーラーにチップをあげると、いきなり自分のポケットに入れます。

 

チップを全員で割り勘にする規則はないようです。

 

今後のこのハウスに対する私の作戦としては・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう来ない。」

 

因みにcaisno.jpプレーヤーはカジノの事を「ハウス」と呼んでいますが、この場合の発音は銀座の「クラブ」ではなく、若者が行く渋谷の「クらブ」の発音に近く「ハうス」と発音されます。

 

何かこのジョーズカジノも「ハうス」と言った雰囲気のカジノでした。

 

出発時間ギリギリまでポーカーをプレーしていてホテルに戻りました。

 

いよいよ帰国です。

 

シャトルバスを呼んでもらいました。

 

今回のBEAT THE HOUSE Season2は完全ノンフィクションでお届けしました。

 

これから書く内容も嘘のような話しなのですが、現実に起こったことです。

 

バスが来ると管理人さんを含め従業員一同(2人)&犬を散歩して帰ってきた宿泊客のおじさんで見送っていただきました。

 

バスに乗り込もうとする私に何と・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

驚くべきことに・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのウイッキーさんが・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Have a nice day!

 

 

と言ってくれました。

 

 

度重なる遅延更新にもかかわらず最後までお読みいただきありがとうございました。