合力と言う言葉をご存知でしょうか?
丁半の賭場での配当役です。
今風に言えばディーラーですね。
ただ、casino.jpのディーラーはラスベガス等の海外のディーラーと違い、合力に近い仕事をしています。
通常ディーラーの仕事は単純作業です。
ある程度の訓練を受ければすぐになれますが、Casino.jpでは、才能と呼べる技術が必要となります。
丁半博奕は丁に賭ける人と半に賭ける人の賭け金が同じにならなければゲームがスタートされません。
そして、勝った方へ10%差し引いて配当します。
この10%が控除率です。
いわゆる5分テラの5%ハウスエッジですね。
丁半の賭け金を揃えると言うことは、丁半博奕は一見カジノのギャンブルに近いと考えそうですが、そうではありません。
どちらかと言うと現在の公営ギャンブルのシステムであるパリマチュアル(parimutuel)方式です。
集まった賭け金から頭ハネで一定額を控除して、それを勝ち金として配当するシステムなのです。
胴元はギャンブルをしていません。
カジノはハウスエッジを有しているとはいえ、ガミる(負ける、赤字を出す)日もありますが、パリマチュアル方式の場合は安定した利益が望めます。
現在の公営ギャンブルでは競馬が25%(厳密に言うと違うらしいです。)宝くじ45%〜50%を控除した分を勝者に配当しています。
時代劇を見ていると丁半賭場を開帳している人はモノ凄く人相が悪く、誰が見ても悪い人の典型となっていますが、その悪人達よりも日本の公営ギャンブルを開帳している団体は阿漕です。
水戸黄門も真っ青です。
何故この阿漕さがまかり通るかと考えると、やはり競争原理が働いていないのが原因と思われます。
独占禁止法の存在をあざ笑うかのような、独占により、成り立っているのです。
「だったら控除率をもう少し何とかしてよ。」
と言われる方も多いとは思いますが、それが間違っています。
問題の根本は賭博法の存在自体にあるのです。
マズイですね。
ちょっと興奮しそうです。
「何だかんだ言ったって法律を守らなきゃ駄目。」
それは分かっています。
法律を遵守することが、民主主義の法治国家に生きるもの務めです。
でも法治国家に生きるものとして、法律を守ると言うことの他に大事なものがあります。
それは、その法律の存在意義を個人個人が考えることです。
それをしなければ法治国家に生きる者としての務めを放棄したことになります。
人種差別を認める法律があったとします。
その法律の存在を許すわけにはいきません。
賭博も何故賭けてはいけないかを明確に説明できない以上、存在すべきではないと考えます。
要するに、まずその法律が存在することに意義を感じて、そしてその法律を守ると言う事が、法治国家の清き流れだと考えます。
もし賭博自体が悪であれば、胴元が公でも「悪」なんではないでしょうか?
意味もなく、法律に縛られているだけです。
「それでも、法律が存在している以上は守らないといけない。」
本当にそうでしょうか?
例えばパチンコは違法です。
「3店方式」とか言っていますが、どうみても脱法だと思います。
違法だから3店方式が必要だとも言えます。
それに、casino.jpでは昔から3店方式を採用しているところは沢山あります。
法律を守ると言う意識よりも、捕まるギャンブルは駄目、捕まらないならOKとの考えから、ギャンブルを判断されている方が多いように思えます。
ちょっと過激に日本在住のギャンブラーの方を全員敵にしかねない言葉を言わせていただければ、「今進められているカジノ解禁が早く行なわれれば良いのに・・」とか「日本の異端的なカジノなんかではなく、海外のカジノでプレーするべきだ。」とか「オンラインカジノはグレーゾーンだから大丈夫。」だとか言われる方は・・・
腰抜けです。
賭けたいのに、意味の無い法律に縛られて、自分の自由を確保できずにいるからです。
でも・・
賭博法が無くなった方が良い思っているのかと、私が質問された場合の答えとしては・・・
「別にどっちでも良い。」
です。
だって、「賭博法がなくなったよ」と言われても・・・
もうこれ以上は賭けられませんから・・。
すみません。
Casino.jpのディーラーは何故に合力に近いかの話しでした。
それはバランスの存在です。
10点バランスの台でAさんがバンカーに20点賭けたとしたら、プレイヤーサイドにも10点賭けてもらわなければ、ゲームが成立しません。
そこで、casino.jpのディーラーは、「プレイヤーサイドに、お後10点ないですか?」とプレーヤーへの賭けを誘導します。
それが非常に上手いディーラーが存在します。
バブルの頃は5点バランスでも平気で30点とか賭ける人がいて、しかも逆サイドには、そのバランスを成立させるだけのチップが簡単に集まった時代でした。
しかし現在では元々バランスの範囲内で成立するようにプレーヤー自身が計算して賭けていますから、殆どバランスをオーバーするのはツラ等の型罫線の時くらいです。
型罫線とは、ツラ、2こ1、テレコ等の型に嵌ったような形が続く罫線のことです。
以前のようにバランス成立させる技術と言うのも必要なくなってきています。
しかし、クラップスはどちらかと言うとバランス制度の採用自体が無謀だと思えるゲームです。
全員がパスラインに賭けるゲームだからです。
タップ台(一人当たりのマクッスベットが決まっているテーブル、簡単に言えばcaisno.jp以外では普通のテーブルです。)とするのが当然なのですが、このゲームは大勢が参加できてしまいます。
ツいている、シューターが出現すると、バカラのツラに全員が乗るような状況になってしまいます。
立ち張り(全員立ち張りですが・・)も含めると、かなりの損失額になってしまうので、それを恐れたカジノ側が考え出したのがクラップスバランスです。
どんなに負けても1ゲームあたり5点以上をカジノが負けることはありません。
無法者が集まるダイスクラブカジノには、「若いのにやるね」と思わせるディーラーがおります。
勿論クラップスのディーラーの経験があるわけないので、ここでのオープン前の短期間の練習により習得したと思われるのですが、それにしては複雑な配当も的確に行うし、雰囲気の良い場も作れます。
ルーレットディーラーもやるのですが、配当は種別(タネベツ)、種込(タネコミ)両方OKです。
種込配当とは、賭けたチップを込みで計算する方法です。
要するにスイッチに$1賭けて当たれば$36(業界ではサブロクと言います)、$2なら$72(業界ではセブンツーと言います)、$3なら$108(業界ではマルパーと言います。)って感じです。
種別とは賭けたチップを勘定しないで、付ける配当だけを計算する方法です。
スイッチ$1なら$35、2枚なら$70とかです。(種別の方が複雑なので、使う人が少ない為、業界用語がありません。)
それが、スイッチ3枚、ハーフに5枚、ストリートに4枚とかになると、「えーと、えーと」となるディーラーが多い中で、「おめでとうございます。246は$234です。」即座に計算できます。
マーカー込みでも全然怯みません。
マーカーとはルーレットで使う$10チップのことで、$1チップのことを「カラー」と呼びます。(両方共casino.jp用語)
それにですね。
このディーラーはチップ拾いも世界新記録ではないかと思われるほどのスピードです。
14秒/100枚です。
チップ拾いとは100枚のチップを散乱させて、それを拾い集めて、5スタック(1スタックは20枚)にまとめることです。
通常16秒程度から速いと言われます。
14秒は驚異です。
自称14秒や15秒は沢山いますが、私が見た中ではピカ一です。
実際には13秒台ではないかと思います。
ピンと来ない人が多いと思いますが、どれ位速いかと言うと、手の動きを見ていると見ている方が気持ち悪くなる位速いのです。
しかも合力をさせれば、賭けたくない人にまで賭けさせてしまう才能を持っています。
日本が世界に誇るディーラーを私が選ぶとしたら、間違いなく「この子」にします。
さて、本題です。
私が心臓に疾患を持っているとしたら、間違いなく発作を起こすと思われる位に興奮しています。
「かかって来い!」
しかし、そんな興奮をよそにドロンパの顔も見ません。
ドロンパが得意のドントパスに10点入れてきました。
私は既に先ほどと同じくパスラインに1点賭けています。
他のプレーヤーは全員パスラインに賭けていましたので、5点バランス成立です。
ポイント
![]()
![]()
「ちょい厳しい。」
ドロンパが現れたなら、ダイスセットもV3ばかりとはいきません。
ハードウエイにセットします。
そして、皆さんが見たことも無い、信じられない光景となったのです。
それは・・
神を目指した男の神頼み
です。
![]()
![]()
ヨッシャー!
「さあ、来い。かかって来い。」
ドロンパが又ドントパスに10点、そしてバランス成立。
![]()
![]()
「ほぼナイス。」
そして余裕の・・
![]()
![]()
アゲイン。
ヨッシャー!
するとドロンパは自分のいたビックバックテーブルからラックごとチップを持って戻ってきました。
「来るのか? そうなのか?」
そして・・
絵に書いたような、前回の再現VTRです。
ドントパスへミリオンベット。
全員が沈黙して、ドロンパを見ています。
ただ、先日のゲームを見ているディーラーの「この子」だけが、私へ視線を向けています。
血が逆流するのを感じました。
私の今日の手持ちは、このゲームを十分に受けられるだけ用意してきています。
行くよー!
ULTIMATE ALL-IN NUCLEAR MAGNUM CRAPS VERSION souto
nagasugi
いよいよ、その時がきました。
あの時の屈辱が蘇ります。
私の辞書には連敗は存在しません。
今までの努力の成果を試す時です。
この子 「パスラインに、お後90点お願いします。」
運命の時です。
そして・・・
私は・・・
深呼吸をして・・・
呼吸を整え・・・
「やんね。」
と、呟いたのです。
パスラインに1点ベットします。
逃げたの?
かもね。
でも・・
ギャンブルは格闘技ではありません。
ドロンパに勝つのが何になるのでしょうか?
勝ったにしても、一時の充実感を得られるだけです。
確かに自分的にはかなりのアドバンテージを得たとの自負はあります。
でもね・・・
ケリーシステム的に自分のバンクロールを見直してみれば、高々1%のアドバンテージで¥ミリオンの勝負を受けるバンクロールは持ち合わせていません。
大切なのはバンクロールとアドバンテージの調和です。
先にも言いましたが、ギャンブルは格闘技ではありません。
対人ポーカーにしても、相手と勝負しているのではなく、自分のハンドの期待値とバンクロールの調和から考えて、適切なベット金額を賭けているだけだとの認識が非常に重要です。
言うなれば、格闘技ではなく、マラソンに近いと私は考えています。
マラソンに必要な要素としては、まずスタミナ(バンクロール)、そして、相手との実力の差を理解すること(期待値)とスパートのしどころと言うか仕掛けどころ(ベッティングストラテジー)です。
スタミナが無ければ完走できないのは当然ですが、相手との実力の差を理解せずに、トップグループに付いていけば、リタイアを余儀なくされます。
また勝つためには、どこかでスパートをかけ、相手を引き離さなければなりません。
身を焦がすような高額ベットをすれば、確かに精神的な高揚を得られ「麻薬的快感」を感じられるかもしれません。
でも・・・
快感≠勝利
なのです。
私だって、ドロンパに賭け勝ちたい気持ちが、SO MUCHです。
しかし、私の目指しているのはGAMBLERではなく・・
THE GAMBLER
なのです。
ドロンパと勝負してしまえば、ただの「博奕好き」です。
これがスリーサイドナインを凌ぐ、私なりの奇跡の選択です。
この子 「それではドントパスサイドの方89点カットをお願いします。」
勝ち誇ったようにチップを下げるドロンパを見ながら私は・・・
「ドロンパ、お前はその打ち筋では、いずれ焼肉屋を手放す日がくるだろうが・・・
私はこのダイスを生涯手放すわけにはいかないんだよ。」
と、呟きました。
ところで・・・
もし、私がこの勝負を、受けていればどうなったのか・・
気になりませんか?
実はですね・・
その結果はですね・・
賭けていればですね・・
勝負してたらですね・・
レバタラじゃ飯は食えない。
との言葉に代えさせていただきます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
BEAT THE GOD 完